
教習を受けていて、「操作を間違えたらどうしよう」「路上に出るのが怖い」などと恐怖や不安を感じていませんか。
運転初心者は、操作や安全確認に慣れていないため、怖さや不安で緊張することも少なくありません。
この記事では、運転が怖い理由と、教習前、運転中にできる不安への対処法をお伝えします。
運転初心者が怖い・不安と感じる主な3つの理由
不安への対処法を考えるためには、まず自分がなぜ怖いと感じているのかを整理する必要があります。
運転初心者が、怖さや不安を感じる理由は、次の3つです。
- 車の操作に慣れていないから
- 周囲の車や歩行者が気になるから
- 失敗や指導員からの注意が怖いから
ひとつずつ見ていきましょう。
理由1:車の操作に慣れていないから
ペダルの踏み加減やハンドル操作に慣れていないと、車を思い通りに動かせず、怖さや不安を感じることがあります。
特に初心者のうちは、一つひとつの操作に気を取られ、周囲の状況を確認する余裕がなくなってしまうこともあるでしょう。
理由2:周囲の車や歩行者が気になるから
路上教習では、歩行者や自転車、対向車や後続車などにも注意しなければなりません。
「歩行者が急に飛び出してきたら」「後続車を待たせてしまったら」などと考えすぎて、焦って怖くなってしまうことも多いでしょう。
理由3:失敗や指導員からの注意が怖いから
操作を間違えることや、指導員から注意されることを極度に怖がる人もいます。
運転に慣れていないうちは、操作を間違えたり、指導員から注意を受けたりすることもあります。
大切なのは、ミスをそのままにせず、原因を理解して次の教習に生かすことです。
指導員からの注意も、安全な運転を身につけるためのアドバイスとして受け止めましょう。
教習前にできる、運転に対する怖さ・不安への5つの対処法
教習前にできる、運転に対する怖さや不安への対処法は、次の5つです。
- 怖い場面を具体的に書き出す
- 不安な点を教習指導員に伝える
- 苦手な操作は教本で手順を確認しておく
- 教習前に落ち着いて運転の準備をする
- 体調を整えて教習に臨む
教習前の準備で、わからないことや気になることを少しずつ減らしていきましょう。
1:怖い場面を具体的に書き出す
「右折のタイミングがわからない」「狭い道でぶつけそう」など、場面を具体的にメモします。
怖さや不安を具体的に言語化すると、指導員にも質問しやすくなります。
漠然と「怖い」「不安」と思っているより、練習が必要な場面を絞り込めるはずです。
2:不安な点を教習指導員に伝える
教習の初めに、指導員に苦手な操作や怖い場面、不安な点を伝えておきましょう。
「何を見て判断すればいいですか」「どこでこの操作をすればいいですか」などと聞いて、あらかじめ具体的にアドバイスをもらっておくと、練習で意識する点が明確になります。
3:苦手な操作は教本で手順を確認しておく
前回つまずいた操作や失敗した場面があれば、教本で振り返り、安全確認や操作の手順を整理します。
読んでも理解できない部分には付箋などをつけ、指導員に質問しましょう。
教本の図を見ながら、自分がどこで迷ったのかを思い返すと、質問も具体的になります。
4:教習前に落ち着いて運転の準備をする
技能教習には時間に余裕を持って到着し、乗車後は座席とミラーを自分に合う位置に調整します。
無理なくペダルやハンドルを操作できる姿勢を整え、その姿勢でミラーを合わせましょう。
一連の動作を落ち着いて行うことで、運転に集中する準備ができます。
5:体調を整えて教習に臨む
前日は十分に睡眠をとり、疲れを残さないようにしましょう。
強い眠気や体調不良がある場合は、教習前にスタッフに相談することをおすすめします。
無理をせず、安全に集中できる状態を整えることが大切です。
運転中に怖くなったり不安になったりしたときの3つの対処法
運転中に怖くなったり、不安になったりしたときの対処法は、次の3つです。
- 先を急がず、安全確認と操作に集中する
- 分からない指示は指導員に確認する
- 緊張が強い時は指導員に伝える
運転中に怖さや不安を感じたら、指導員の指示を聞き、必要な確認や操作を丁寧に行いましょう。
1:先を急がず、安全確認と操作に集中する
交差点の走行や車線変更など、確認事項が多い場面では、焦ってしまいがちです。
そんなときほど、指導員の指示を聞きながら、ひとつずつ丁寧に安全確認して操作しましょう。
後続車が気になっても、焦って操作する必要はありません。
周囲の交通状況を確認しながら、指導員の指示に従い、落ち着いて安全確認や操作を行いましょう。
2:分からない指示は指導員に確認する
指示が聞き取れなかったり、意味がわからなかったりしたら、安全確認や運転操作に注意しながら、指導員に確認しましょう。
また、指導員の指示は、適当に聞き流してはいけません。
たとえば、「次の交差点を左折ですか」などと具体的に確認すると、認識のズレを防げます。
3:緊張が強い時は指導員に伝える
緊張が強くて仕方ないときは、指導員に「怖くて運転に集中できません」と今の状態を正直に伝えましょう。
緊張や焦りから必要のない急ブレーキや急ハンドルをすると、かえって危険な状況を招くおそれがあります。
運転を続けるのが難しいと感じたら、指導員に伝え、安全な場所に停車するための指示を受けましょう。
運転への怖さや不安を少しずつ減らす教習の受け方のコツ
運転への怖さや不安を少しずつ減らす教習の受け方のコツは、次の2つです。
- 一度に一つの課題を意識する
- 教習後に「できたこと」と「次に聞くこと」をメモする
この2つを意識しながら教習を受け、練習を重ねていけば、上達に近づきます。
コツ1:一度に一つの課題を意識する
「今日はブレーキの加減を改善する」など、その日に重点的に練習する課題を一つ決めます。
ただし、安全確認などの基本は、毎回必要です。
何を課題にするかは、指導員と相談してみましょう。
その日に意識する課題を明確にすることで、できるようになったことを実感しやすくなり、不安の軽減につながります。
コツ2:教習後に「できたこと」と「次に聞くこと」をメモする
教習が終わったら、ミスしたことだけでなく、「落ち着いて発進できた」など、できたこともメモします。
同時に、わからなかったこと、迷ったこと、怖かったこともメモしておき、次の教習で指導員に質問しましょう。
できたことを積み上げ、疑問点をその都度解消していくことで、運転に対する不安も少しずつ和らいでいくでしょう。
運転が怖い気持ちは指導員に伝えていい!対処法で少しずつ慣れていこう
運転に慣れていないうちは、怖さや不安を感じるのも自然なことです。
運転が怖いと感じることを、恥ずかしく思う必要はありません。
まずはそれを受け入れることが大切です。
そして、不安を感じた時には、一人で抱え込まず、指導員に相談しましょう。
自分でも、事前の準備や教習後の振り返りを一つひとつ行うことで、不安を軽減することができます。
教習を重ねて運転操作や安全確認に慣れていくことで、怖さや不安が少しずつ和らぐこともあります。
まずは次の教習で、指導員に特に怖いと感じる場面を一つ伝えることから始めてみましょう。

