【合宿免許が不安な人へ】1人参加でも大丈夫?男女比・雰囲気・過ごし方を解説

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合宿免許は、安く短期間で免許を取得できるとして、人気があります。

合宿免許に1人で参加したいと考える方の中には、合宿免許は相部屋のイメージがあり、「1人での参加はハードルが高い」と考える方は多いのではないでしょうか。

一昔前は相部屋のイメージが強かった合宿免許ですが、近年は1人で参加する人が増加している傾向にあります。

この記事では、合宿免許に1人で参加する人の割合や、男女比や雰囲気、過ごし方、1人で参加する場合のメリット・デメリットを解説します。

合宿免許に1人で参加する人はどれくらい?

実際に、合宿免許に1人で参加する人はどれくらいいるのでしょうか。

データを見てみましょう。

1人で参加する人は約6割

以下の円グラフは、どの部屋プランで申し込んだかの割合です。

シングルが圧倒的に多く、6割を占めています。※1

相部屋でも1人参加の人がいると考えると、大半の人が、1人で参加していると言えるでしょう。

実は、合宿免許では、1人で参加する人がメジャーなのです。

特に、合宿免許の閑散期と呼ばれる4月~7月や、10月~1月の時期は、1人参加の割合が高くなります。

※1:I.S免許センター免許の匠「一人で行く合宿免許を徹底解説(メリット・デメリット・注意点)」

合宿免許の男女比と年齢層

合宿免許に参加の人の男女比は、申込比率で言うと、男性が57%、女性が43%です。

若干男性の方が多い結果ですが、普通車でもAT車かMT車かで全く違ってきます。

ソニー損保が行った「2025年 20歳のカーライフ調査」によると、通学免許・合宿免許問わず現在普通自動車の運転免許証を保有している方の男女比率は以下のようになっています。※2

女性 男性
AT限定 46.4% 34.8%
MT 7.8% 18.0%

上記データを見ると、AT限定では女性比率が多く、MTでは男性の比率が高いことがわかります。

合宿免許に参加する年齢層は、一番多いのが10代後半〜20代前半で、高校卒業直後から、大学在学中、大学卒業直後の人が多いようです。※3

社会人になる前に免許を取得している人が多いと言えるでしょう。

※2:ソニー損保「2025年 20歳のカーライフ調査」
※3:合宿免許マイスター「【およそ8割が、合宿免許の入念な準備で過ごし方が変わると回答!】特に必要な準備とは?」

1人で参加した場合の過ごし方

1人で参加する場合、合宿免許の期間中は、どのように過ごせばいいのでしょうか。

最初から最後まで1人で過ごしたい人と、友達を作りたい人に分けて解説します。

1人で過ごすなら休憩時間は学科の勉強や趣味にあてる

1人で過ごしたい人は、休憩時間や教習後の空き時間を学科の勉強にあてるのがおすすめです。

学科の試験は、◯×式ですが、独特の引っ掛け問題があり、練習しておかないと点数が取れません。

学科試験に合格するためには、空き時間を利用して過去問を解くのが良いでしょう。

学科の勉強に飽きたら、趣味の時間をとることも大切です。

ゲーム好きな人はパソコンやゲーム機、動画を見るのが好きな人はタブレットなどを持参し、音楽を聴くのが好きな人はイヤホン・ヘッドホンなどを持って行き、自分の好きなことをすると気分転換になります。

また、教習所によっては、マンガが置いてあったり、ジムやプールが併設されていたり、温泉に入れたり、海や観光地が近くにあるところもあります。

合宿免許は、意外に空き時間があるので、1人で過ごしたい人は具体的な過ごし方をイメージしておくと良いでしょう。

食堂などで同じ1人参加の人に声をかけてみる

1人で参加したけれど、友達を作りたいという人は、まずは同じような1人参加の人に声をかけてみましょう。

相部屋の人はルームメイトに挨拶をするところから、シングルルームの人は、食堂などで一緒になった時に、「隣に座っても良いですか?」と一声かけると、スムーズに話ができます。

1人参加の人は、1人で過ごしたい人もいますが、同じように友達を作りたいと思っている人も多くいます。

声をかけて話がはずんだら、その人も友達を作りたいと思っていると言って良いでしょう。

1人と仲良くなれば、他の人にも声をかけやすくなります。

合宿免許には、新たな出会いを求めている人も多いので、恐れずに声をかけてみることをおすすめします。

1人で参加した場合のメリット・デメリット

1人で参加した場合のメリット・デメリットは以下の通りです。

1人で参加した場合のメリット

1人で参加した場合のメリットは、以下の3つです。

  • 休憩時間や休日を自由に使える
  • 自分の生活を自分のペースで管理できる
  • 新たな友達を作りやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

休憩時間や休日を自由に使える

1人で参加すれば、休憩時間や休日を自由に使えます。

好きな時に勉強して、好きなことをして、休日も好きなところに行けます。

普段1人の時間がとりにくい人にとっては、貴重な時間になるでしょう。

自分の生活を自分のペースで管理できる

特にシングルプランで参加する場合、起床時間から就寝時間まで、完全に自分のペースで管理することが可能です。

誰かに合わせて生活することが苦手な方には、メリットとなります。

新たな友達を作りやすい

1人で参加すれば、新たな友達を作りやすいです。

他にも1人で参加している人を見つけて友達になれば、新たな人間関係ができて、楽しく過ごせます。

1人で参加した場合のデメリット

1人で参加した場合のデメリットは、以下の3つです。

  • シングルプランだと料金が高い
  • 1人に慣れていないと孤独を感じやすい
  • 教習でわからないことがあっても相談できる人がいない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

シングルプランだと料金が高い

シングルプランは、相部屋プランより料金が高いことがほとんどです。

しかし、閑散期は繫忙期の相部屋プランより安いことも多く、一概に損とは言えません。

1人に慣れていないと孤独を感じやすい

普段1人に慣れていない人は、孤独を感じてしまうかもしれません。

1人が好きな人は良いですが、みんなとワイワイするのが好きな人には、ずっと1人でいるのはつらいことがあります。

教習でわからないことがあっても相談できる人がいない

友達と一緒なら、教習でわからないことがあっても、すぐに聞くことができますが、1人だと聞く人がいません。

結果的に、わからないままになって次の段階に進むことができない場合があります。

相談できる友達がいなければ、教官に相談してみましょう。

1人でも安心な合宿免許の選び方

1人で参加する場合に安心できる合宿免許の選び方のポイントは、以下の4つです。

  • 女性1人なら宿泊施設のセキュリティがしっかりした教習所を選ぶ
  • 1人参加の多い閑散期に参加する
  • 温泉やスパ、ジムなど施設が充実している教習所を選ぶ
  • 観光地にある教習所を選ぶ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

女性1人なら宿泊施設のセキュリティがしっかりした教習所を選ぶ

女性1人の参加なら、宿泊施設のセキュリティがしっかりしたところを選びましょう。

警備員や管理人が常駐していたり、防犯システムをつけていたりするところは安心です。

また、女性専用宿舎で男性立ち入り禁止の宿舎もあるので、気になる人はよく調べておきましょう。

1人参加の多い閑散期に参加する

長期休みには、友達同士やグループでの参加が多くなります。

そのため、1人参加の多い閑散期なら、安心して参加することが可能です。

温泉やスパ、ジムなど施設が充実している教習所を選ぶ

教習所によっては、温泉やスパ、ジムなどが併設されているところもあります。

施設が充実しているところであれば、空き時間や休日も暇を持て余すことがありません。

自分が楽しめそうな施設が充実しているところを選ぶのがおすすめです。

観光地にある教習所を選ぶ

観光地にある教習所なら、休日に1人で気ままに観光することができます。

釣りをしたり、神社仏閣を回ったり、森林浴をしたり、1人で楽しめる観光地は多くあります。

休日を1人で楽しみたいなら、好きな観光地の近くにある教習所を選ぶと良いでしょう。

合宿免許は1人でも安心して参加できる!

ここまで見てきたように、合宿免許は1人で参加する人も多く、1人で楽しめることも多くあります。

1人で見知らぬ土地へ行って、慣れない生活をするのは、不安も大きいはずです。

しかし、合宿免許に来ている人の大半は、同じような不安を抱えています。

そのため、教習所や宿泊施設のスタッフは1人で安心して参加できるよう、様々なフォローをしてくれます。

1人で参加するのが不安な人は、あらかじめ教習所に問い合わせて、スタッフに相談しておくと良いでしょう。

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