これから合宿免許に参加しようと思っている方の中には「合宿免許中の生活って、どんな感じなの？」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
合宿中は毎日教習所に通うことだけでなく、宿舎での生活も免許取得のために大切です。
この記事では、合宿免許中の食事・洗濯・門限などのリアルな生活環境についてご紹介します。
合宿免許中のリアルな生活
合宿免許中のリアルな生活の様子を以下の6項目に分けてご紹介します。
- 食事
- 洗濯
- お風呂
- 門限
- 睡眠
- 遊び
それぞれのリアルな合宿免許事情について詳しく見ていきましょう。
食事
食事は、合宿免許のプランによって異なります。
食事なしプラン・自炊プランの方は、自分で作るかコンビニやスーパーで購入し、一人またはグループで食べることになります。
自炊設備がなく外食を前提とした食事なしプランも多いため事前に確認しておきましょう。
3食付きプランの方は、ほとんどが、宿舎やホテルの食堂でみんなで食べる形式です。
提供形式は、お弁当、定食、ビュッフェ形式、提携レストランなど様々で、毎食専属の調理スタッフの手作りで、昼は手作り弁当というわけではありません
ホテルプランの場合は、朝はビュッフェ形式のところもあります。
3食付きプランの方でも、外食したい時はスキップできる場合もあります。
食堂の食事をスキップする時は事前に申請が必要なケースがあるため、事前に確認しておきましょう。
洗濯
洗濯は、宿泊施設が教習所の寮や専用宿舎の場合、ランドリー（洗濯機が置いてある場所）で自分で洗濯することになります。
ランドリーには、洗濯機と乾燥機が置いてあり、教習生同士で順番に利用します。
洗濯には時間がかかるため、規模の大きい教習所や繁忙期で人数が多い場合は、順番待ちができるように余裕を持って行動することが大切です。
洗濯に使用する洗剤や洗濯ネットは、自分で持ち込みます。
ホテルプランの場合も同様に、館内にコインランドリーがある場合が多く、洗濯・乾燥には料金がかかります。
お風呂
お風呂は、宿泊施設によって大きく異なります。
ホテルプランの場合、大浴場があったり温泉があったりして、充実したお風呂タイムになります。
一方で、寮や専用宿舎の場合は、共同で小さなお風呂があったり、各部屋にユニットバスがついていたりと様々です。
共同でお風呂を使う場合は、順番を決め、時間通りに入る必要があります。
最後は洗い場全体を洗い流して、髪の毛などが落ちていないよう気を配ることも大切です。
門限
宿泊施設が寮や教習所専用宿舎の場合は門限が決められています。
門限は22時〜23時がほとんどで、翌日の教習に備えて早めに就寝できるように配慮されています。
合宿中は、毎日朝から教習があるため、早く寝なければなりません。
門限を過ぎて外で遊んでしまうと生活リズムが乱れ、教習に支障が出る可能性があるため注意が必要です。
一方で、自炊プランでコンドミニアムのような宿舎に鍵を借りて入る場合や、ホテルプランの場合は、門限が事実上ない場合もあります。
それでも、合宿中は次の日の教習のことを考えて、遅くとも22時〜23時には宿泊施設に戻るようにしましょう。
睡眠
合宿中は睡眠が大切です。
もしも寝坊して遅刻したりすると、その時間は教習が受けられません。
また、学科の授業中に居眠りをすると、その時間の教習は無効になります。
また、技能教習中に眠くなってしまうと、注意散漫になり安全運転できないため、教習を受けられなかったり中断されたりすることも考えられます。
夜更かしをすることは、合宿免許期間中は大きなリスクになるため、普段昼夜逆転している方は、合宿までにリズムを改善し、合宿中は早寝早起きできるようにしておきましょう。
遊び（自由時間）
自由時間とは、教習と教習の間の空き時間や、教習が終わった後の夜の時間、また休日があるプランの場合は休日にあたります。
教習と教習の間の空き時間は、学科の勉強の時間にあてるのが基本です。
学科の勉強は、授業を受けるだけでは十分ではありません。
試験に受かるためには、過去問や予想問題などを解いて、問題に慣れておかないと、引っかけ問題に引っかかって不合格になってしまいます。
空き時間に勉強して、ある程度の点数を取れている方は、夜はリラックスタイムにあてる方が多いです。
相部屋であれば、みんなでゲームをしたり話したりするだけでも楽しめます。
シングルプランの方は、1人の時間を満喫したり談話室で他の教習生と交流することも可能です。
好きなことをしたりゲームやSNSなどで友達と交流したりして楽しむ方が多くいます。
教習所によっては、歓迎パーティーなどのイベントを催してくれる場合もあります。
教習所のイベントには、積極的に参加すると他の教習生との交流を深めることが可能です。
休日がある合宿免許の場合は、周辺の観光地や海辺、ショッピングモールなどに遊びに行くのも良いでしょう。
合宿中は自分で生活を管理しよう
合宿免許の期間中は自分で管理すべきものが多いものの、食事付きプランの場合は、ある程度栄養バランスを考えた食事が用意され、洗濯設備や宅配サービスが整っていることも多く、生活面で不便に感じることはほとんどありません。
門限などの最低限のルールはあるものの、安全面や学習効率を高めるためのものばかりなのでしっかり守って生活しましょう。
この記事を参考にして合宿免許の生活をイメージし、実際に参加する際に役立ててください。
